メインテナンス・予防歯科特設ページ
当院でのメインテナンスをご希望される方が多いため、特設ページを開設しました
当院でのメインテナンス
治療と予防は2つで1つ。予防治療を通して生涯健康的に過ごせるようサポートいたします。
定期的にメインテナンスに通ってはいるけれど、自分の口の中ってどうなっているの?
口の中は暗く、自分ではなかなか見えないもの。自分の口なのに、きちんと自分の歯のことを知らない方に「見える」「分かる」メインテナンスをいたします。
1. 口の中を見る / 口腔内写真検査
当院では来院された方のお口の中の写真を検査の一環として必ず撮影いたします。普段自分では見ることのできない歯の裏側や横側の部分も拡大して一緒に確認することにより、細かく自分のお口の中の状況を知ることができます。
良質なメインテナンスはまず「見て・知る」ことから。
ご自宅で行うホームケアが適切に行えるよう、写真から得られる情報をこまかくお伝えします。
2. 歯周病リスクを知る / 歯周病検査
歯と歯肉の境目、いわゆる「歯周ポケット」とよばれる溝の深さを専用の器具で1mm単位で計測します。
1本の歯につき計6カ所、28本歯がある方であれば合計168カ所もの歯周ポケットをくまなく計測、1本1本の歯の揺れ具合や磨き残しの部位も検査し、歯肉炎や歯周病の状態を精密に評価いたします。
当院では歯周病専門医や口腔衛生のプロフェッショナルである歯科衛生士によりなるべく苦痛なく素早く行いますのでご安心ください。
3. 見えない部分を見る / レントゲン検査
レントゲン写真を撮影し、肉眼では見つけられないむし歯や、歯を支えている顎の骨の状態をくまなく確認いたします。
顎関節の状態や上顎洞の病変の有無、またご自分では気づかなかった親知らずの状態も合わせて確認することができます。
お口の中の写真と照らし合わせ、レントゲン画像を一緒に確認しながら、わかりやすくご説明いたします。
4. 敵の居場所を「知る」/ プラーク染色
プラーク(歯垢)は細菌の塊であり、バイオフィルムを形成し歯の表面に付着します。
バイオフィルムとは細菌の集合体で、膜をはった状態となり抗菌薬が効かないため物理的に除去することが重要です。
専用のプラーク染色液を使用し、歯肉炎・歯周病の原因となるプラークを見える状態にします。
ちゃんと磨いているのに、「もっと磨いて!ちゃんと磨いて!」と言われてウンザリしていませんか?
敵がどこに潜んでいるか知っていれば対策は簡単です。
効率的・効果的なケアの方法をお伝えいたします。
5.ケアの仕方を知る / 口腔衛生指導
プラークの付着部位を見えるようにした後は、どのように磨いたら効果的か歯科衛生士よりアドバイスをいたします。
歯ブラシの方法には、バス法・スクラビング法・フォーンズ法・スティルマン法・チャーターズ法などなど実はたくさんの種類があるのです。
ご存知でしたでしょうか?
「歯磨き指導なんて」と思ってしまいがちですが、きちんとホームケアが出来るようになればほとんどの歯科疾患に困ることはありませんので、口腔衛生のプロフェッショナルによる歯磨き指導をあなただけの処方箋だと思っていただき、数百円の歯ブラシを武器にぜひ歯科疾患と戦っていただきたいと思います。
6. バイオフィルムを徹底除去 / PMTC
強固に付着した歯石やバイオフィルムを専門的な器具を用いて除去します。
PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ばれ、セルフケアだけではどうしても手が届かない部位のバイオフィルムの除去も行います。
当院では歯周病専門医をはじめ、経験豊富な歯科衛生士による歯石・バイオフィルムの除去を行います。
最後に専用の歯磨剤を用いて歯の表面を研磨し、つるつるの歯に仕上げます。
ホームケアだけでは体験できない爽快感を感じてみませんか?